太樹と図書館 | パパだってやるんだぞ

太樹と図書館

連休はずううううっと、雨。この季節にしては珍しい現象だと

気象予報士が語っていた。


最近は外で遊びたがる太樹だが、雨とあってはパパとしても

如何ともしがたい。何処かへ連れて行ってあげたいのだけれ

ど・・・・。


そして、ふとおもいついた。


「あ、図書館!」


区の図書館は施設も綺麗で、子どもの絵本も充実している。

しかも、絵本を読み書かせるための椅子やソファーが沢山

あり、プレイ・ルームまである。


よし、決まり。


「天空の城ラピュタ」のパズーのようにさっさと支度をして、

太樹を車に乗せて、いざ出発! 


(ところで、車は修理完了しました。エンジン・ファンやら冷却

水タンクの加圧蓋やらを交換して20万円もかかった!!!)


図書館に着いた途端、太樹はカーペット敷きの床をぽふぽふ

と走りだした。予想通り。


本の数にも圧倒されている様子だが、それよりは同年齢の

子どもたちがワンサカいることに興奮している。床に座りこん

でいる女の子にちょっかいをだしたりもしていた。おいおい、

ナンパにゃまだ早いぞ。


ちょこちょこと動き回るけれど、声を荒げたり、物を壊したり

という悪戯をする訳ではないので(これにはほっとした)、

まあ好きにさせておきつつ、パパは絵本を選別。


しかし、蔵書が多いので悩む、悩む。


結局、定番作家の本を3冊だけ借りることにした。太樹が

気に入るかどうか。


ともあれ、外ではしゃぎたいという太樹の欲求はみごとに

満たされ、3連休最後の午後に太樹はぐっすりと昼寝を

したのであった。