好き嫌い
このところ、太樹の好き嫌いが目立つ。
とりわけ、肉や魚を拒む。
さいの目に刻んだものは、100パーセント口から吐きだし、
「うえええ」と言いつつ顔をしかめる。そして、時には泣き
だしさえする。
徹底的に細かくしてご飯に混ぜたり、太樹の好きなトマト
味にするかしないと、動物性タンパク質を摂取できない。
どうしたものか。
パパの育児休暇中は、それこそ何でも食べてくれたので
料理も「し甲斐」があった。「もっとくれ!」という勢いさえあっ
た。それが最近では、料理をしながら
「ああ、今日はちゃんと食べてくれるかな」
と緊張し、不安を抱く始末。
激しい好き嫌いが一過性のものであって欲しいと切に
願う今日この頃。
めげずに、そして新しいレパートリーを増やす努力もしな
いといけないな。