太樹と公園・その②(都内某区中央公園編) | パパだってやるんだぞ

太樹と公園・その②(都内某区中央公園編)

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太樹とふたりで区内の公園に行った。

芝生あり、噴水あり、人工の川まである。


休日の午前中ということもあり、子どもづれで遊びに来て

いる家族は多い。


パパは個人的に何度か訪れたことのある公園だが、太樹

にとってはまだ2度目(1度目は、1歳になる前だった)。


初秋だというのにじりじりと照りつける太陽が暑い日だった

ので、太樹を川で遊ばせてみたいと思っていたパパは、

ベビーカーから降ろした太樹を抱っこしながら川へと向

かった。

そして川辺で抱っこを解除しようとしたら、何と人目もはばか

らず(当たり前か)、大泣きを始めた。


仕方なく再び抱っこをしつつ、何とかひとりで地面を歩かせ

るだけでもしなくてはと、その後10分程トライアル・アンド・

エラーが続いた。


やっと地面を歩くことに馴れたかと思ったら、今度はパパの

制止も聞かず何処へでも駆けて行ってしまう。砂利を四方

八方にばら撒いたり(おい、節分じゃないぞ!)、他の子ども

から借りたおもちゃを返しなさいと言っても、おむつ丸出しの

まま逃走してしまう(逃げる後姿がまたマヌケで可愛い)。


「やれやれ」などと言いつつ、パパは同じく子どもと遊んでい

る奥さんとちょっとおしゃべりをしたりする。


ともあれ、広い公園で歩き回り、悪戯をする楽しさに目覚めた

太樹は、まだ足を踏み入れていない場所を求めて執拗に

走り回っていた。お前は餌を追うパックマンか!?


こうなると、いざ帰る時になると非常に苦労する。というか、

苦労した! パパが抱っこしようとすると、あからさまに怒る

のだ。そして、まだ発音はしっかりしていないけれど、


「おいゆぅ(降りるぅ)」


とのたまう。


まったく、お前ってやつは、と思いつつ、このパターンはいつか

経験したことがあるなと記憶を辿った。


ああ、プールの時 だ!!